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ニコラウス3世 (ローマ教皇) : ウィキペディア日本語版 | ニコラウス3世 (ローマ教皇)[にこらうす3せい]
ニコラウス3世(Nicholaus III,1210年/1220年 - 1280年8月22日)はローマ教皇(在位:1277年 - 1280年)。オルシーニ家出身で、本名はジョヴァンニ・ガエターノ・オルシーニ(Giovanni Gaetano Orsini)。 ヨハネス21世は学者で政治に関心が無かったので、ジョヴァンニは枢機卿に過ぎなかったが、代わりに政務を担当した。1277年にヨハネス21世が事故死、コンクラーヴェは半年かかったが、実績を買われてジョヴァンニが教皇に選出、ニコラウス3世を名乗った。 聖地奪回の為の十字軍派遣を目標に枢機卿時代から世俗君主との和睦を図ったが、ドイツ王ルドルフ1世がロマーニャの領有放棄を打診、ニコラウス3世はこれに承諾し、イタリア政策は放棄された。1279年にフランシスコ会の司牧活動の特典を擁護する「エクジイト・クィ・セミナート」を発表したが、利潤問題に絡む事が書かれていた為、大論争が起こった。バチカン宮殿の改修も行う一方でネポティズムも行い、3人の親戚を高位聖職者に登用した。 1280年、ヴィテルボにて卒中で死去。
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